mitoncho雑記

金曜日の夜に出発するつもりで準備をして仮眠を取ろうと21時に床に就きましたが興奮して眠れず。

布団の中でウダウダしていると携帯のメールが。

土曜日午前お仕事が入ってしまいました。出発不可が決まったら即寝れました。不思議なものです。



半ば東北行きは諦めていましたが貴重な連休を無駄には出来ません。悩みに悩んでおりました。


土曜日仕事を終えて帰宅する途中で携帯が鳴ります。ドスの効いた声の主はsnow組長でした。


組長　　　「なにしてるんだ？」

私　　　　「今仕事を終えて帰宅する途中です。」

組長　　　「で、いつ出るの？」

私　　　　「は？」

組長　　　「石川で俺に言った言葉を覚えてるか？」

私　　　　「・・・・・・・・・・。」

組長　　　「バイクで青森に来いって言っただろうが！！！！」

私　　　　「は、はい、今から向かいますのでお許し下さい！」

組長　　　「おー、待ってるから早く来い。ガチャン・・・・」


確かに言った。だってsnowの兄貴石川には車で来たから。やべー、怒ってるよ（汗




しかし兄貴のこの電話で踏ん切り付いた。



出発！　　　　車でだけど・・・・・・





実はジムニーからエブリィに乗り換えました。ジムニー限界でしたので。バイクで行くつもりではいたのですがエブリィの実力も試してみたかったので。（ホントは雨と灼熱地獄が嫌だった。内緒ね。）


午後12時30分自宅を出発。東名高速横浜町田からイン。首都高大橋JCTから中央環状線、川口線と乗り継ぎ東北道へ。

いいお天気です。



給油以外はほぼノンストップでひたすら北上します。前沢SAで食事を摂り一気に青森県へ。

大鰐弘前ICでアウト。会場である「岩木山青少年スポーツセンター」へと急ぎます。

到着後なおたーさんに電話したらsnow組長がブラックsnow号で迎えに来てくれました。ありがとう御座います。
電話口では恐かった組長ですが笑顔で出迎えてくださいましてホッと致しました。（爆

サイトに誘導されたらいつもの皆さんが出迎えてくれました。本州最北端の県で。

早速輪に入れていただきます。




主催者おつかれさまです！楽しい企画ありがとう！




楽しい時間はあっという間。午前一時を廻ったころ私はエブリィの中へ。はい、幕営しません、車中泊です。これがやりたくてエブリィにしたんだよねー。（ヘタレNO 1)


夜中はかなり強い雨が降っておりました。




翌朝6時起床。ttaさんとレッド隊長が起きていました。その他の皆様まだお休み中のため静かに！




綺麗な芝生のサイト。残念ながら岩木山を拝むことは出来ませんでした。


以下参加者の皆様









日本一周中！









相変わらず雨が降っておりますが私はミッション遂行の為7時30分出発します。

寝ていた方々にご挨拶できずスイマセンでした。



再び東北道大鰐弘前ＩＣよりイン。



ミッションとは震災地を視察することでした。

衣食住の「住」を提供する業なので建物の損壊状況等見ておきたかったのです。
あとはひたすら手を合わせたかった。

さて、東北道を南下し、花巻JCTから釜石自動車道へ。

遠野市内を抜け4月の東日本応援キャンプでの義捐先の一つ陸前高田市に入ります。



津波震災地へ近づくにつれ何だか分からない恐い気持ちが募ってきました。

突然何も無い光景が目に飛び込んできました。

酷い・・・・・・・。



かつて賑わっていた町がただの水溜りに。かつてより瓦礫等の除去が進んでいる為TVで見た光景とは変わっておりました。

それでも津波の爪あとはところどころに感じ取れそれはそれは悲しい気持ちになりました。


ちょうどはかせが視察に来て出会いました。

何時もお茶らけあっている二人ですがこの地での再会に笑顔はありません。

二人で道の駅高田松原の建物内に入ってみます。







二人で建物最上階に上りじっくりと手を合わせました。


はかせはこのあと大船渡を視察してその辺りでキャンプするとの事でしたが皆が青森で待っている事を告げ北上を促します。

その後Latitudeで確認したところ無事に岩木山の麓へ到着されたようです。


私はそのまま気仙沼、石巻へと走ってみます。


気仙沼です。



リアスシャークミュージアムです。一階部分は無残です。




住居のあとは基礎だけが残りそこにあった町並みを想像することも出来ません。







これらの光景は本当に目と心が痛んできます。亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に二度とこのような災害が起きないことを願います。

この後は仙台松島道路、三陸道を抜け再び東北道へ。

あだたらあたりでもう一泊を考えましたが神さんが恋しくなったのでそのまま帰宅しました。２２時無事に帰還。

しかしこの天候と灼熱の中バイクでM計画に参加された皆様には脱帽です。感服いたしました。

車で行った私はバイク乗りとして「負け組み」でした。


以下車で行った言い訳（笑

1 エブリィの実力を試したかった
2 北海道に向けたムルちんのタイヤ温存
3　だってsnowの兄貴は石川は車だったも～ん


来年は根性見せます！


お遭いした皆様ありがとうございました！